中国南部横断!広州から重慶まで鉄道で行ってみよう
中国鉄道種類
中国の鉄道は専用線を走る高速鉄道・在来線を走る高速鉄道・都市間を結ぶ高速鉄道、在来線と4種類あります。
高鉄(G):専用線を走る高速鉄道。最高速度350km
城際(C):近距離都市間を結ぶ専用線を走る高速鉄道。最高速度350km
動車(D):在来線を走る高速鉄道。最高速度250km
快速(K):列車です。寝台車が連結されていることが多いです。最高速度160km
広州→重慶までの時刻表
広州南⇔重慶西間は動車(D)タイプの高速鉄道が2018年開通しました。そして2018年7月のダイヤ改正で広州南駅まで行かなくても広州駅からも直通しました。
<料金>
動車1等席 :715元
動車2等席 :445元
快速1等寝台:602元
快速2等寝台:337元
乗車レポート!早速今年開通したばかりの動車(D)に乗りました
途中で桂林・貴陽など日本人にもおなじみの都市に停車します。
約8時間の旅が始まります。新幹線そのものです。ボディカラーまでパクるなんて。。。中国は紅色が好きなのでせめて赤の帯にしてもらいたいものです。
車内は新幹線より質素ですが、座席には電源も取り付けられ取り十分快適に過ごせます。
(社内の写真は別の機会に撮影したものです。社内の様子は同じです。)
桂林に近づくに連れて突起した山が車窓に現れます。
お昼頃になると車内販売が始まります。早速1つ購入しました。40元。予想以上におかずが入っています。この弁当は社内で作ったものをすぐにパックにして売るので暖かくて美味しいです。ご飯を食べたらお昼寝・読書です。長時間の移動は読書に集中できるのであえて鉄道を選択することも多いです。
本を読んでいたら重慶に到着です。開業したばかりの駅なのでとっても綺麗、床の大理石が光り輝いてます。ところが!裏手を見るとまだむきだしの工事中。
ここに線路を敷いてホームを作っていくんですね。日本では絶対に見られない光景を目にすることができました。この砂利が線路に入り込むことは無いんでしょうか。
おまけ
中国は2008年以降急速に高速鉄道を整備しています。これだけ広い国土にこれだけの人口がいれば運用も成功するのでは無いでしょうか。中国は日本とは異なり北京一局集中では無いのである程度人々が分散して住んでいます。日本の報道では中国の農村から都市への流出が止まらないような事が言われていますが人口の規模が違います。無名の人口100万人都市が100以上あり国内を東西南北に人々が移動しています。
確かに新幹線は日本が開発したものですが運用においては中国の方が適しているかもしれません。