重慶の観光スポットはここ!

重慶観光概要

重慶には伝統的な観光スポットはありませんが、都市を散策したり現地の生活を楽しむには最高の場所です。

重慶の観光は伝統的なガイドブック的観光とSNS的観光で全く異なります。重慶を観光地に押し上げたのはもちろんSNS的観光です。

「食事が辛すぎる」「階段ばかりで疲れる」といったガイドブック的観光では敬遠されていた要因がSNS的観光の見どころとして注目されています。

SNS的観光

3Dをはるかに超越した8D都市と言われる重慶。超立体都市を味わうのがSNS的で注目されている観光です。

①洪崖洞

洪崖洞

重慶の代名詞となった嘉陵江沿いの崖に建つ洪崖洞。元々は洪崖門がありましたが安全性の理由から撤去され、高低差をなくすため柱を長く突き立てる吊脚楼という重慶の伝統建築方法で2006年に再建されました。

この建築法により1階と11階が道路に接続するという重慶らしい建物です。

夜景の名所になっていて千と千尋の神隠しの舞台ではとも言われています。台湾の九份も有名ですがこちらの方が似ています。

洪崖洞 (ホンヤードン・hóngyádòng)

:重慶軌道1号線・6号線『小什字』駅徒歩7分:解放碑から徒歩15分

:参考記事 道後温泉・台湾九份だけじゃない!重慶にもある【千と千尋の神隠し】

②李子壩

洪崖洞と並ぶ新生重慶の代名詞で、ビルにモノレールが突っ込むとして中国で流行りに流行った駅。

2号線は重慶で最初に出来たモノレールのため重慶人は「ふーん。モノレールはビルにも突っ込むのか」と特に騒いでいませんでした。

また我々日本人にとっても銀座線渋谷駅や北九州モノレール小倉駅も普通にビルに進入するため特に何も感じませんが、地下鉄(この場合文字通り地下を走る)中心の中国では大いに関心を集めました。

李子坝 (リーズバー・lǐzǐbà )

:重慶軌道2号線・『李子坝』駅直結

③重慶ラッフルズ

どことなくシンガポールのマリーナベイサンズを彷彿させる外観。

それもそのはず設計士は同じモシェ・サフディで船の帆をイメージしたようです。

空に飛び出すブランコや、屋上を歩けるアトラクションは高所好きにはお勧めのスポットです。

重庆来福士 (重慶ラッフルズ・Chóngqìng láifúshì )

:重慶軌道1号線・『朝天门』駅直結

④魁星楼

1Fにいたはずなのに22階?ということで大いにバズった広場。

広場の奥には歩道橋がかけられています。広場手前側が繁華街なので奥の建物からも繁華街に出れるようにしています。

重慶の繁華街、解放碑は山頂にあるため人民はありとあらゆる手段を使って山頂を目指します。

魁星楼(クイシンロウ・kuīxīnglóu)

:重慶軌道2号線『临江门』駅直結

⑤解放碑

解放碑

重慶を訪れる観光客の90%以上が必ず行く有名な繁華街です。重慶の母城と呼ばれており東京の千代田区のような存在でありながら新宿のような買い物街でもあります。

正式名称は『抗戦勝利紀功碑及び人民解放紀念碑』中国で唯一の抗日戦争勝利記念碑であると同時に国民党から解放記念でもあります。碑の上部に取り付けられている時計はロレックスです。

解放碑は山頂の繁華街のため山城重慶を堪能するならここに宿を取りましょう。交通も地下鉄モノレールが集結し便利です。長江沿いが麓になるのですがここに宿を取ると毎日山を登るはめになります。赤で囲ったエリアが山頂の平坦なエリアです。

一般的に麓の方が栄えると思われがちですが古来より重慶は上半城(山の手)と下半城(下町)に分かれたため上半城が繁華街になりました。

人民解放記念碑(ジエファンベイ・jiěfàngbēi)

:重慶軌道2号線『临江门』駅徒歩3分:重慶軌道1号線・2号線『较场口』駅徒歩7分

⑥十八梯

十八梯は山頂にある解放碑エリアと麓の長江沿いの街を結んでいた階段沿いの街で、新旧が折り重なる重慶の象徴でした。近年の再開発により「作られた老街」として蘇り新旧の旧の方は消えましたが、映えスポットとして訪れるのも良いでしょう。

十八梯(シーバーティ・shíbātī)

:重慶軌道1号線・2号線『较场口』駅徒歩1分

⑦白象居

24階エレベーター無しの驚異の団地群。

川沿いの1階、中間の10階、そして15階で各道路に面しており、その卓越した設計は重慶市優秀建築設計賞を受賞しています。

そしてここは重慶ラッフルズと長江ロープウェイを眺めるのに絶好のスポットです。

白象居(バイシャンジュ・Báixiàngjū)

:重慶軌道1号線・6号線『小什字』駅徒歩6分

⑧長江ロープーウェイ

以前は南岸から解放碑への通勤の足でした。ところが2015年に道路と地下鉄の二重構造の橋が完成しそれ以降は観光客しか乗ってません。 中国の大型連休(国慶節・春節)の時期には2時間以上並びます。

昼間は長江の流れを、夜は解放碑の夜景を見ることができます。

白象居のすぐ近くを通るためよく見ると市民の生活が見えます。

以前は渝中半島の反対側、嘉陵江にもロープーウェイが架かっていましたが撤去されました。長江ロープーウェイがこれほど流行るのなら嘉陵江ロープーウェイも取り壊さなければ良かったと後悔している事でしょう。

以前市民の足だったころは2元でしたが今では20元です。

长江索道(チャンジャンスオダオ・chángjiāng suǒdào)

:重慶軌道1号線・6号線『小什字』駅徒歩1分

⑨下浩里

新たに作られた老街としては十八梯よりこちらの方が落ち着いていておすすめです。もちろん階段の連続です。

下浩里(シャーハオリ・xiàhàolǐ)

:重慶軌道6号線・環状線『上新街』駅徒歩5分

⑩两路口皇冠大扶梯

長江沿いの重慶駅と地下鉄·两路口を結ぶエスカレーターです。途中踊り場無しの150メートルのエスカレーターはちょっと怖いです。

两路口皇冠大扶梯 (リャンルーコウフォアングアンダーフーティ・liǎnglùkǒu-huángguān-dàfútī)

:重慶軌道1号線・3号線『两路口』駅徒歩0分

:2元

:参考記事 街中にエレベーター!?エスカレーター!?山城重慶

⑪黄桷湾ジャンクション

黄桷湾立交

重慶は山と河に挟まれている地形から坂道も多く、また街が山の麓と山頂に形成されていることからジャンクションの街としても有名です。2017年5層15線のジャンクションが開通しました。日本では見られないこのような立体的な街並みこそが重慶の楽しみの1つです。

黄桷湾立交 (フォアンジュエワンリージャオ・huángjuéwān-lìjiāo)

:重慶軌道6号線『上新街』から303バス30分

⑫四川美術学院

四川美術学院

街全体をアトリエにしてしまったかのような雰囲気です。中国現代アートを知るのはここが一番。

もはや四川ではないので四川美術学院の名を重慶美術学院に変更しようという動きも歴史もありなかなか実現できません。

四川美术学院(黄桷坪校区) (スーチョアンメイシューシュエユエン・sìchuān-měishù-xuèyuàn)

:重慶軌道2号線『杨家坪』下車、バス441・823・223路15分

:参考記事【重慶半日観光プラン】重慶の上野・杨家坪で遊ぼう

ガイドブック的観光

古鎮や博物館と言ったいわゆるガイドブック的観光は「別に重慶でなくてもなぁ」と思わせられるほど弱いです。伝統的な観光地ならお隣の四川省に行きましょう。

①磁器口

磁器口

重慶の古鎮です。中華民国時代のお店やおしゃれなカフェなどもあります。磁器口だけではありませんが中国の古鎮はどこも現在進行形で使用しているので楽しいです。休日にはこの細い通りが人でごった返します。

磁器口 (ツーチーコウ・cíqìkǒu)”

:重慶軌道1号線『磁器口』駅徒歩10分:解放碑から40分くらい

:参考記事 重慶の古鎮・磁器口

②重慶人民大礼堂 & 中国重慶三峡博物館

重慶大礼堂

1954年に建てられた重慶のシンボルです。なぜかあまり日本人観光客を見かけませんが中国らしい建物で必見です。またここは夜景も素晴らしいので向かい合っている三峡博物館を見学してから訪れるものお勧め。重慶は夜景の街とも言われています。

外見は見ての通り北京の天壇を模して造られました。模して造られた物にも関わらず20世紀の中国ベスト建築〇〇に選ばれています。内部の見学もできますが普通のホールです。

重慶大礼堂 (チョンチンレンミンダーリータン・chóngqìng-rénmín-dàlǐtáng)

:重慶軌道2号線『曾家岩』徒歩20分

:10元

重慶中国三峡博物館

中国重慶三峡博物館

人民大礼堂と向かい合っていて、3000年の歴史を持つ重慶市について学べます。

興味深いのは『抗日時代』『国共内戦』のコーナー。

日本側には無い資料もあり非常に考えさせられます。

重慶中国三峡博物館 (チョンチンヂョングオサンシャーボーウーグアン・zhōngguǒ-chóngqìng-sǎnxiá-bówùguǎn)

:重慶軌道2号線『曾家岩』徒歩15分

:無料

:参考記事 【重慶半日観光プラン】重慶談判について知ろう

③重慶動物園

パンダ

元四川省だったのでパンダは20頭くらいいます。空いているのでパンダを堪能するには穴場と言えば穴場です。

中国のパンダは日本のパンダと違い結構活発に動きます。

またこの動物園には絶滅したはずの恐竜コーナーもあります。

重庆动物园 (チョンチンドンウーユエン・chóngqìng-dòngwùyuán)

:地下鉄2号線『動物園』徒歩2分

:25元

:参考記事 【重慶半日観光プラン】重慶の上野・杨家坪で遊ぼう

重慶マニアお勧めスポット

以上がガイドブック的な観光スポットですが、重慶研究家JINTANGが強くお勧めする重慶観光はこちらです。

No1:重慶のレトロ工場まとめ

重慶特殊鋼公司

重慶は開港以来の工業都市であり、抗日戦争時には臨時首都として多くの兵工署が沿岸部から移ってきました。

その後1960年代にも三線建設の中心都市として一時は“工業は重慶に学べ”とまで言われましたが、改革開放により資本が沿岸部に戻り重慶の工業は没落します。

No2:山城重慶ヘアピンカーブまとめ

ヘアピンカーブ

霧の都・美女の都など様々な別名のある重慶ですが一番有名なのが山城重慶。

街全体が山の中に作られているため市街地ヘアピンカーブが多数存在します。

No3:秘境駅・箱庭駅はたまた絶景駅!重慶モノレール・重慶地下鉄路線図

重慶軌道

まだ地下鉄を掘る技術も資本も無かった2000年代初期、重慶では地形に合わせたモノレールの建設が進められました。

そのためこれらのモノレール駅には奇妙な駅が存在ます。一方、近年は財力技術力ともに付いたはずなのにやはり奇妙な駅が存在します。

技術があろうが資金があろうがアメージングな建築をしてくれるのが重慶軌道です。

最後に

2024年7月に重慶をアテンドした際の参考プランはこちら。重慶が初めての方も何回か来たことある方も両方いましたが大満足いただけました。→重慶マニアおすすめ2泊3日重慶散策プラン