言うまでもなく日本は災害大国です。今年だけでも台風・洪水・地震が直撃したりと多くの災害に見舞われました。
日本はレトルト大国でレトルトカレーやカップヌードル、最近ではフリーズドライ食品なども発売されお湯さえあれば暖かい食事が食べられて便利ですが災害時にはそもそもお湯が無いですね。
避難生活で辛いのが暖かい食事が摂れず炊き出しが非常にありがたいという話も聞きます。
そこで中国で大量に発売されている水と箸さえあれば温かい食事が食べられる中国即食を食べてみました。
商品によっては水も箸も同封されているため、これだけ備蓄しておけば大丈夫というものもあります。
中国即席
火鍋やラーメン(小面)など種類も豊富です。
こちらも火鍋です。
火鍋完成時
具材も豊富に入っているためおなか一杯になりますが重慶の火鍋ですので辛いです。
紅焼牛肉飯
紅焼牛肉とは中国版牛肉醤油煮込みです。ご飯がついているためお米にこだわりのある日本人の私には難易度が高そうなこちらを食べてみます。
内容物
中にはスプーン・米・レトルトの具材・加熱材・水が入っています。
加熱材に使用する水まで入っているのは便利です。これを買ってストックしておけば何も準備することなく暖かい食事がとれます。
作り方
では実際に作ってみます。絵で説明されているので中国語読めなくても分かります。
- スプーンがプラスチックナイフになっているのでそこで米パックを開封します。
- 加熱材を箱の下に置き、水をいれます。
- 米パックをその上に載せます
- 蓋をして、レトルト具材は箱の下に敷きます。
- 8-15分後、湯気が完全に出なくなったら蓋を開けてレトルト具材をかけて完成です。
米が300g、レトルトが120gです。日本でよくあるサトウのごはんは200g、レトルトカレーは180gですので中国では米が増えておかずが少ない事になります。
米
おそらく東北米です。東北米は日本の米と同じジャポニカ米です。
調理
加熱材を入れて水をかけます。水が入っていると何も準備しなくてよいので本当に便利です。
8-15分待つ
書いてある通りレトルト具材を底に敷いて湯気が出なくなるまで待ちます。
完成
空気穴から完全に湯気が出なくなったら完成です。蓋を開ける際湯気が出てくるのでやけどに注意してください。
まとめ
中国の味です。紅焼牛肉飯としての完成度は高いですが、そもそもこの八角の味は日本人には好まれないかもしれません。米に関してはもしこれがカレーだったら問題なく食べれるというレベル。レトルトカレーも買っておいて、付属の具材の代わりにカレーをかけて食べるといいかもしれません。
やはり日本人なので米のクオリティが気になってしまいますのでこれはいまいちですが、方便火鍋と言われるカップ火鍋は日本の辛い物好きに十分受け入れられる味だと思います。
消費期限が9か月なので災害用備蓄としては短いかなという印象です。