摩訶不思議な重慶北駅！北広場？南広場？

重慶北駅南広場改修工事

重慶北駅は高速鉄道用の北広場と普通鉄道用の南広場に分かれていますが、南広場が2019年7月10日から2021年春節まで改修工事に入りました。

これによりしばらくの間、重慶北駅は北広場のみとなりましたのでご注意下さい。

高速鉄道全盛の今、普通の列車でどこかに向かうことは少ないと思いますが、重慶観光で影響を受けるのは武隆行きの列車でしょうか。武隆行きも北広場発になるので注意が必要です。

重慶北駅は西部最大の駅として2006年に開業した後、高速鉄道の増加に伴い北側に拡張され、2015年重慶北駅北広場が開業、高速鉄道の発着が北広場に移ります。一方、従来の重慶北駅は重慶北駅南広場となり、普通列車専用となりまました。

ところが南広場と北広場はバスで10分も離れており、南北自由通路もないため、いったん間違えると列車に乗り遅れてしまうこともあるなど、もはや別の駅と言えるほどの状況で事情を知らない重慶人および観光客苦しめて来ました。

従来の3号線の重慶北駅は「重慶北駅南広場」となり北広場から乗車する場合は、3号線の次の駅「龍頭寺」で降り5分程歩く必要がありました。

地下鉄の「重慶北駅南広場」を拡張し北広場にも接続、1つの巨大な重慶北駅になるのかと思いきや2017年12月地下鉄10号線「重慶北駅北広場」が開通します。

これにより重慶北駅は将来に渡って「北広場」「南広場」の2つで運用することが確定しました。

しかーし、10号線の南広場開通は翌2018年末まで待つことになり、南広場に行くなら3号線、北広場に行くなら10号線という状況が1年続きました。

そして2018年末、10号線の「重慶北駅南広場」が開通。ようやくすべての路線が出揃ったと思いましたが、2019年7月南広場の改修が開始されました。

まとめると4年かけて北に移動したことになります。

繰り返しになりますが重慶北駅を発着する列車は高速鉄道・汽車ともに北広場となりました。