日本人にはピンときませんが重慶は隠れた温泉地です。
周辺部はもちろん市内中心部にも数多くの温泉が存在します。
重慶の温泉
温泉之都・重慶
423年 | 温泉寺創設 |
1920年 | 南温泉創設 |
1927年 | 平民用の嘉陵江温泉公园創設 |
2005年12月 | 重慶市が温泉の都として売り出す事を決定。初の温泉旅行祭りが天赐温泉隆重で開催 |
2010年12月 | 中国国土資源部及び中国砿業連合会により中国温泉の都に指名 |
2012年 | 世界温泉及び気候養生連合会により世界温泉の都に指名 |
日本人にとっては完全に寝耳に水ですが、今後は2020年の重慶国際都市化に向けて更に整備されていきます。
山と水の街として売り出し中です。
市内の温泉
百度地図で温泉と検索すると市内中心部だけでもこれだけ出てきます。重慶市全体では38軒の温泉があります。
融汇温泉城
重慶の沙坪坝区にある2010年開業の総面積3万㎡という巨大な温泉です。
天然温泉で、中国温泉五つ星を取得しています。
足湯
施設の周辺にある足湯は自由に利用できます。足湯の周りには美食街などもあり観光拠点となっています。
フロント
日本のスーパー銭湯と同じようにリストバンドを貰い最後に清算する方式です。
入場してすぐの待ち合わせスペース。ここで待ち合わせて最後に会計です。
準備
中国の温泉は水着着用のため持ってきてない場合は購入できます。
バスタオルはレンタルバスタオルが料金に含まれているため購入の必要はありません。
とても清潔感にあふれる更衣室ロッカー。最近の中国の施設で古いとか汚いというのはあまりありません。
スマホを持ち込めるようにジッパー付きの袋も用意されています。
室内温泉
植物園並みの広さ、まさにプールです。当然泳いでもOKです。
キッズ用滑り台です。そう、中国の温泉は温水プール扱いですからね。
露店風呂
室内は1つの巨大なプールのような湯舟ですが露天風呂は森の中に数々の温泉が点在しています。
火鍋風呂
こちらが重慶ならではの火鍋風呂です。鍋の中には唐辛子も入っており、しっかり調味料や具材も用意されています(笑)
各種カラフル風呂
火鍋風呂だけではなく牛乳や緑茶など様々なお風呂があります。
牛乳風呂
落ち着く日本風のお風呂
こちらも日本でよく見かける檜スタイルですね。落ち着きます。
岩盤浴も無料
ぽくぽく温かいので皆さん休憩中です。
塩・砂湯まで!
わざわざ鹿児島指宿まで行かなくても重慶にもあります。
砂風呂。想像していたのより粒が大き目です。
塩風呂。粒が大きめでざらざらしている岩塩ですね。
もちろんサウナも
50-60℃の設定です。
こちらは火照った身体を冷やすための冷蔵庫です(笑)
波のプール
ここまで来ると完全にプールです。1日数回大音量の音楽と共に波が押し寄せます。
休憩処・食事処
もちろん館内で食事を摂ったり休憩したりすることもできます。
館内着
何種類か用意されていて好みの館内着でくつろげます。
休憩処
中国は椅子文化ですのでさすがに畳はなかったです。
睡眠処
平日は24時まで営業・金曜土曜は24時間営業のためここで寝ることが出来ます。
食事処
今回は時間の都合で食べませんでしたが食事も出来ます。重慶とは思えないヘルシーメニューです。
日本の温泉と比べて注意点など
寒い
重慶だけでなく中国の温泉は全体的に水温が低いため寒く感じることがあります。
水着着用
日本の温泉というよりプールをイメージしていただけると分かりやすいです。プールなので泳いでいる人もいます。
撮影OK
水着を着ているため温泉内の撮影OKです。
融汇温泉営業情報
<営業時間>
日曜平日:10:00~24:00
金曜土曜:24時間
<料金>
平日:169元
週末:199元
大众点评などのアプリ使用で各種割引サービスあり
<行き方>
地下鉄1号線沙坪坝で下車、站西路から224・228のバスで融汇温泉下車
地図:融汇温泉