重慶小麺

時代の移り変わりを感じた十八梯鄧凳面

長らく豌雑面と言えば「花市豌杂面」でした。解放碑を訪れるほとんどの観光客が食べていましたし、当然私も食べていました。麺がダルダルなのは以前からですし、味も濃厚なのですが何かが足りない。そこで新規開拓すべく中国版食べログ「大众点评」で2024年重慶小麺部門第一位の十八梯鄧凳面を食べてきました。

花市豌雑面については→重慶小面(ラーメン)ベスト4 花市豌杂面は超濃厚麻辣まぜそば

「十八梯鄧凳面(八一路店)」概要

解放碑の碑から徒歩一分。八一路の小道を入ったところにあります。

元々この場所には重慶らしい味の濃い快餐店があったのですが、小綺麗な店舗になってしまい残念に思っていました。そのため入るのには心理的抵抗がありました(笑)。解放碑のど真ん中にこのような快餐があったということは地元の人が生活を営んでいたということです。実際に生活している人がいることでただの観光地的な繁華街では無い深みがあったのです。

実食

観光地のためか微辣・中辣・正常辣・特辣から選べました。火鍋では辛さが選べるのは普通ですが小麺では初めてです。正常辣を選べば店のオリジナルが出てきます。·

重慶小麺は丼の底に調味料が隠れているため天地返しグチャグチャにして食べます。丼の底に調味料があるのは汁あり・汁なし関係なく重慶小麺の特徴なので必ず天地返ししましょう。

花市豌雑面と比べると麺が硬め、痺れもしっかりと花椒が効いていました。ラーメン硬めの私にとって十八梯鄧凳面の麺は好みでした。全体的に引き締まっているのが十八梯鄧凳面、濃厚でずっしり来るのは花市豌杂面なので食べ比べてみると良いかもしれません。

営業情報

<名称> 十八梯邓凳面

<営業時間> 7:00-26:00

<価格 > 豌杂面:16元 小面:8元

<地図> 十八梯邓凳面