2016年2月14日春秋航空日本が成田に就航して以来、2社目の直行便が重慶-成田線に就航しました。ようやく重慶の日本線にもレガシーキャリアが就航しました。しかも中国国際航空は毎日運航です。
成田-重慶線時刻表
中国国際航空(毎日) 重慶13:00 → 成田18:30 成田19:30 → 重慶23:45
春秋航空日本 (月火木金) 成田10:00 → 重慶14:15 重慶15:15 → 成田 20:45
成田から重慶までは5時間15分。重慶から成田は4時間30分です。時期にもよりますが中国国際航空の割引運賃で総額3.5万円ほど、春秋航空日本の正規運賃も3.5万円ほどとほぼ同額です。日本から行くなら時間帯がよいのは春秋航空日本ですが、荷物が多い場合などは中国国際航空がよいでしょう。
中国国際航空と春秋航空日本との違いは
中国国際航空はレガシーキャリア、春秋航空日本はLCCのため当然サービスが異なります。
春秋航空日本 | 中国国際航空 | |
手荷物 | 7kg | 5kg |
預け入れ荷物 | 有料 | 23kg×2個 |
機材 | Boeing737-800。3×3の2列 | Boeing737-800。3×3の2列 |
機内食 | カップラーメン400円~弁当800円 | 無料 |
飲み物 | 水200円、ビール500円 | アルコール含め無料 |
23kg×2個まで無料というのは大きいです。春秋航空日本で20kg預けようとすると8,000円掛かります。2個なら16,000円ですね。
更に機内で飲んで食ってすると結局2000円くらいは掛かるのでレガシーキャリアの方が結局は得だよな~と思います。
就航当日の重慶江北空港は!?機内イベントは!?
中国国際航空は20日に市内で 重慶⇔東京便の就航記念イベントを開催しているので空港でのイベントはありませんでした。機内では就航を記念して赤ワインとケーキが希望者に配られました。
中国国際航空の機内サービスは!?
座席
春秋航空日本も使用しているボーイング737で3-3の座席配置になります。座席間隔はLCCに比べると広いですが普通でしょう。
成都線や厦門線もそうなのですがボーイング737の3-3シートの場合、窓側席の乗客の出入りが困難で、窓側席の人が席を立つ場合、 通路側席でも結局立たないといけないのでレガシーキャリアでもLCCでも大差ないと感じています。
モニターは無しです。今はスマホやタブレットがあると言っても飛行地図を楽しみにしている私としては残念。
気になる機内食
なんだかんだで機内食を楽しみにしている方も多いと思います。不味いのは分かってるんだけど食べたい。海の家のラーメンのような存在ですね。
重慶→日本線の機内食は牛か鶏でした。日本線という事で謎の巻き寿司が付いています。ビールは燕京です。中国国際航空は北京の会社なので北京のビールですね。
結局、中国国際航空と春秋航空日本どっちがいいの?
各自の判断となりますが重慶滞在時間を重視するなら春秋航空日本でしょう。ただ春秋航空の場合、成田到着が20:45でそこから荷物などを受け取る事を考えると都内在住なら帰れますが、終電の問題が出てきます。一方、中国国際航空は成田到着18:30なので静岡や長野など東京に出てから新幹線やバスで帰る事を考えると中国国際航空がいいです。
お勧めの経由便
個人的には経由地での滞在が15時間以上ある場合は経由便を利用するのが好きです。「観光は初見が全て」なのでその15時間の滞在中になにか惹かれるポイントがあれば再訪、無ければ「あ~こんな感じか」で十分です。特に中国の都市の場合、北京・上海・広州・深圳・重慶を除いて街の雰囲気はどこも似たり寄ったりなので経由した際に観光を済ませるのがベストです。
厦門航空
厦門航空は行きは乗り継ぎ時間2時間ですが帰りは結構融通が利き15時くらいに到着し翌朝成田へ飛ぶことが出来ます。更に福州と厦門と乗り継ぎ地を選べることも好ポイントです。
澳門航空
成田‐澳門のチケットは高いのになぜか重慶便は安いのが澳門航空。20時くらいに到着し翌朝の便で重慶へ行くことになりますが、澳門は香港以上に不夜城です。
天津航空
LCC以上に激安なレガシーキャリアとして名高い天津航空。2:15分発羽田なので仕事終わりに飛べ 爆睡していたら天津到着というのもポイント。機内食は有料ですがどうせ爆睡するので必要無いでしょう。天津に04:55到着後、荷物を受け取りターミナルを移動して06:00頃にチェックイン。天津09:55→重慶12:50となります。座席が2-4-2なのも高ポイントです。
スカイスキャナー
私はどこで航空券を買うかと言えばスカイスキャナーです。単純に安い航空券を求めてというのもありますが、スカイスキャナーで検索すると思いもよらない経由地が出てきて面白いです。お得な航空券一括比較『スカイスキャナー』 重慶発東京便を探しているとき「重慶→杭州→阜陽→成都→東京」という一回沿岸部まで行ったのに再度西へ向かい、重慶を通り過ぎ四川入りしてから帰国。23時間で3回乗り継ぎというチケットが出てきて笑いました。