無料でコンドームの背景
中国では最近まで一人っ子政策が実施されていました。そんな一人っ子政策を後押しするのが避妊具・避妊薬です。当日や翌日に飲むピルなんかもあります。
一人っ子政策
一人っ子政策により人口ピラミッドがいびつになり、日本以上の高齢化社会が確実となったため現在一人っ子政策は見直されています。農村部では二人目ブームが起きていますが、教育費の高騰・マンションの高騰などにより都市部では消極的です。
産休
中国では産休は98日+各省によって追加日数で、市によっては半年に及ぶこともあります。最初の98日は生育保険より給与相当額が支給、各省の条例部分は会社負担となります。また、双子なら15日追加、三つ子なら更に15日追加です。
更に子供の人数が制限されているため堕胎時の休暇もあります。
フリーコンドーム設置場所
現在確認しているフリーコンドーム設置場所はここです。
観音橋の歩行者天国にさりげなく設置されています。
外国人は対象外
外国人はエイズだろうが子供を何人産もうが中国には関係ないため対象外です。パスポートをタッチしても無反応です。まああたりまえですね。
実際に貰ってみる
私は外国人ですので貰うことは出来ないため、中国人の友人に協力してもらいました。
使用方法
18歳~70際までの人が対象、週一回配給を受けれます。
身分証をタッチ
このようにIC読み取り部分に身分証をタッチします。
二代身分証
中国人は全ての国民が身分証を持っています。この身分証が非常に便利で、学歴などの情報も調べられますし、新幹線に乗る事も出来ます。この技術があるならQRコード式の地下鉄乗車ではなく身分証タッチで乗れるようにすればいいのにと思ってしまいます。
現在はカード型身分証からWechatでの身分証へ試行中で広東省などでは実施されています。
つまり政府部門もWechatを公式に利用しているという事です。
好きな避妊具を選択
好みの避妊具を選んでボタンを押すだけです。
商品の入れ替え
前回1か月ほど前に調査に来た際はコンドームしかありませんでしたが今回4種類から選べるようになっていました。
壬苯醇醚栓
『国家免費提供』のロゴがしっかり印刷されています。セックスするのはいいけどこれあげるから産むなよという事ですね。
こちらはセックス10分前に女性器に挿入するタイプのピルです。座薬みたいな形をしていますが日本には無いタイプの避妊具ですね。
日本には無いのでネットで調べると飲むタイプのピルよりも害がないことがアピールされています。
引用:康之家
その後
家に持ち帰りましたが未使用のまま保管されています。。。