中国はそして重慶はどこもキラキラ・ギラギラで疲れる!?そんな事ありません。本日ご紹介する新光天地は人もそんなに多くなく店舗間のスペースも程よく取られており非常に快適に過ごすことができます。
今回の記事は
- ゴテゴテした中国のデパートが苦手
- 日本食材を手に入れようとしたらどうしても高級スーパーに行くしかないのが不満
な方に是非読んで頂きたいです。
ではその前に一般的な中国のデパートを見てみましょう。
照明ギラギラ・吹き抜けどーん。こんな感じですね。
新光グループ
台湾の新光グループは台湾では三越と合弁で新光三越というデパートを運営しています。重慶の新光天地はその新光グループのデパートで2017年に開店しました。
重慶新光天地
外観
どことなく京都駅に似てます。
中国なのにこのシックでありつつモダンな装い、梅田阪急のようでもあります。
化粧品コーナー
通路の幅の影響でしょうか。それともお客さんがいないからでしょうか。日本のデパート1階化粧品コーナーの雰囲気そのままです。
このあたりは完全に大丸東京。
阪急三越大丸高島屋のハイブリットです。やっぱり島国同士、台湾と日本は感性が似てるんですね。
中庭
可愛いキッチンカーがたくさんあります。もうね本当に『流石台湾』です。
辻利もありました。中国人はたぶん日本人以上に抹茶大好きですからね。抹茶は普通のお茶より身体に良いので『良薬口に苦し』の心で私も飲むようにしています。
デパ地下
デパ地下はスーパーと軽食コーナーになっています。
軽食コーナー
後述のフードコートもそうですが各店舗の外観が統一されているため非常にすっきりしています。
スーパー
台湾はもちろん日本を含め韓国タイなどアジア各地の食材が手に入ります。
一般的にこのレベルで綺麗に陳列されているスーパーは高級店に分類されるのですが、ここは何故か価格もそんなに高くありません。この清潔感は駐在の奥様も泣いて喜ぶレベルです。
商品棚もシンプルです。
日本人必須アイテム・キッコーマンの醤油。キッコーマンのみならず数種類の刺身醤油まであります。あまり刺身を売ってないので刺身醤油がたくさんあっても意味ないことは内緒です。
おしゃれなフードコート
これは日本でもなかなか見られないおしゃれなフードコートです。
新光天地が力を入れたと言っているだけのことはあります。
店舗デザインが統一されているため非常にすっきりした印象を与え、かつオープンキッチンになっているため中国特有の怖さもありません。
本当にここはぶらぶら見て歩くだけでも楽しいです。
重慶にいるなら絶対来てほしいし、これは日本でも導入し欲しい!!
各地の料理が勢ぞろい
南の広州から北の蘭州まで各地の料理が勢ぞろいしています。もちろん重慶各地の料理もあります。
台湾資本なので当然台湾系もあります。
お隣貴州省の羊肉粉も。
真ん中には中国人が大好きな果物コーナー。生絞りジュースにしてくれます。
清潔感のある座席
ここもポイントなんですが座席が無印良品のようにすっきりとしています。
カウンターなどもあって一人で来ても大丈夫です。
5階から上は中国ゾーン
4階まで非常に居心地よく見ることができたのですが5階に上がったらなんとびっくり、突然中国百貨店の『どーん!どやー!!』の世界が広がっていました。
4階までの大丸三越のハーモニーはどこへ行ってしまったのか!?
スケートリンク
なぜか中国のショッピングモールには室内スケートリンクがよくあります。
メリーゴーランド
なんと室内にメリーゴーランドが設置されています。キラキラです。そして一番人がいたのがここでした。
吹き抜けを利用した巨大な垂れ幕
いつもの中国ですね。。。
各種料理店
日本懐石料理の上井やタイカレー店・台湾人経営の日式焼肉乾杯などが入ってます。
上井は重慶に何店舗かあります。重慶の各繁華街にあるのでおそらく重慶にいる日本人は一度は食べたことがあるのではないでしょうか。ゴージャスな中国式高級日本懐石です。
乾杯は残念ながらお勧めできません。。。
どこもおしゃれな店構えでした。
インドカレーなら入ったのに中国ではインドカレーよりタイカレーの方が多いです。
新光天地まとめ
4階から下は日式デパート・5階から上は中式モールとなっているハイブリットな作りとなっています。
新光天地のHPでも”地下1階の美麗市場”・“1-4階の百貨世界”・”5階以上の天空之城”と3つのコンセプトがあることが書かれていました。
4階から下はあんまり人がいなかったのは中国人はやっぱり『どーん』が好きなのかなと思いましたが、逆に静かに買い物できるので日本人にとっても良いことかもしれません。
新山書店
重慶にも蔦屋書店のような本屋さんがたくさんあります。本だけではなくおしゃれ雑貨も置くというのは世界的な流れなのでしょう。
カフェも併設されていてマックブックを広げて作業しているノマドがいました。こちらも世界的な流れですね。
M99.BEER
最後はやっぱりビールでしょう(笑)ここは世界のビールが200種類以上置いてあります。
このお店は成都が本店です。
基本的に重慶は川崎とか尼崎枠なのでこういったおしゃれなお店は作れません(笑)
見たこともないような世界のビールが置いてあって店内を回るだけでも楽しいです。その場で飲んでも良いよというスタイルなので店内見て回るだけでもOKですよ。
【重慶十七門】初めて見ました。重慶は重慶城だったころに17の門がありました。今残っているのは東水門と通元門ですね。お味の方は。。。まあ重慶ではみんな重慶ビールを飲んでいますからね。
まとめ
夕方から行きましたが散策してたらあっという間に夜になってました。じっくり買い物するも良し、日常品を買いに来るも良し、室内テーマパークで遊ぶも良し、はたまた本屋でまったりも良し。
嘉州路駅直結ですので非常に便利です。