我们不卖鸳鸯锅 微辣是最后妥协
二色鍋は販売しない 微辣が最後の妥協だ
重慶の伝統的な火鍋屋では二色鍋はありません。せっかく重慶に来たのだから本当は辛いものを食べさせたいのでしょうがこの店では微辣が最後の妥協のようです。二色鍋を認めない重慶人と観光客の妥協の末、微辣よりも更に辛くない微微辣なるものを出す店もあります。
美容にも良い火鍋
重慶の火鍋は真っ赤な紅鍋です。唐辛子や山椒を大量にとることで、汗だくになって体の寒気を取りのぞく。汗と一緒に老廃物が出るので美容にもいいんです。またつけダレに大蒜を大量に入れるので身体の中から温まります。
必ずオーダーすべきメニュー
<鴨腸> 鴨の腸
こりこりしていて貝のような触感です。非常に長いので喉に詰まらせないように注意しましょう。
<鹅腸> ガチョウの腸
鴨腸か鹅腸どちらか1品で良いでしょう。好みにもよりますがガチョウの方が濃厚です。
<毛肚> センマイ
ご存知センマイです。日本のように千切りではなく1枚1枚で出てきます。しゃぶしゃぶ10秒で食べられます。
<酥肉> 豚肉の天ぷら
お店で揚げたての豚の天ぷらです。山椒で味付けされているのでそのまま食べても良し、火鍋に入れても良しです。
<虾餃> 海老餃子
日本人大好き海老餃子です。ぬるっとした触感が好きです。
<寛粉> 薩摩芋で出来た春雨
ぶよんぶよんでありながらもちもち触感。美容にも良いです。
<猪脳> 豚の脳
話のタネにオーダーしましょう。
<土豆> じゃがいも
じゃがいもは煮込むと味が染み込むため火鍋との相性も良いです。
火鍋のたれ
①たれはごま油。缶に入って出されることが多いです。
②塩・大蒜・味の素などで味付けします。他地方であるようなパクチーや胡麻タレなどはありません。純粋にごま油・塩・大蒜です。
最初は綺麗な黄金色ですが食べ進むうちに深紅に染まっていくのをお楽しみ下さい。
それでは火鍋の食べ方です
1:火入れ
おばちゃんが火鍋の素にお湯を注ぎます。これは何度火鍋を食べてもワクワクする瞬間です。
2:鴨腸・鹅腸と毛肚から
もしオーダーしていれば初めに豚の天ぷら(酥肉)が出てくるのでつまみながら待ちましょう。この酥肉はそのまま食べても良し、火鍋に入れても良いの万能な一品です。
鴨腸・鹅腸はしゃぶしゃぶ系具材ですが10秒では食べられません。クルクルと丸まってきた頃が食べごろです。
3:肉・魚を入れましょう
野菜を入れると水分が出るため重慶人は肉→野菜の順番です。
4:野菜・寛粉で締め
最後に野菜と寛粉を入れて締めです。この頃にはタレは真っ赤に染まりどんどん辛くなっていると思いますが頑張りましょう。
予算
どこで食べてもお酒込みで1人100元くらい見ておけば大丈夫です。
2018年重慶火鍋ベスト3
渣渣老火锅
ここは地元重慶っ子に連れて行ってもらいました。初めて食べた火鍋がここです。そういった思い入れ抜きにしても重慶で1番美味しいです。唯一残念なのが海老餃子が無いことです。いつも並んでいるので夕方5時前に行くのがベストです。
<営業時間> 9:00~22:00
<地図> 渣渣老火锅(桂花园店)
味蒸老火锅
味が安定しています。四川省の友人も絶賛する味です。重慶の火鍋は四川省の火鍋よりあか抜けてるんですね。今回ご紹介している中では1番綺麗なお店です。またここでは火鍋の素を購入することもできます。火鍋が好きになっちゃった方は日本でも本場の味を楽しめます。
また、メニューがiPadなので写真を見ながら注文できるのも安心です。
<営業時間> 9:00~1:30
<地図> 味蒸老火锅(旗舰店)
莽子老火锅
非常に有名な老店ですがここは味のブレ幅が大きいです。美味しいときはめちゃくちゃ美味しいですが不味い時はどこかのチェーン店より不味いです。しかし有名店のためいつも観光客でいつも混んでいます。
<営業時間> 11:00~2:00
<地図> 邓记莽子火锅(鲁祖庙店)